教会をたずねて
カトリック大島教会(東京教区)
- 教会堂名:聖トマ
- 主日のミサ:月1回( 第4日曜日 10:00)
- 〒100-0101 東京都大島町元町馬の背251
- TEL:04992-2-1621
- 問い合わせ先 教区本部事務局(TEL:03-3943-2301)
内陣 |
祭壇 |
正面十字架 |
聖櫃(せいひつ) |
聖母マリア像 |
幼きイエス と聖ヨセフ像 |
十字架の道行 |
十字架の道行 |
聖堂入り口の 聖母子の額 |
ミサの様子 |
現在ミサの行われている 集会室のある建物 |
聖堂のある建物 |
庭のマリア像 |
庭にあるトーテンポール |
歴史と聖堂内部
戦後、函館の信徒の家族が、大島に移住しました。この家族のために、静岡のパリ外国宣教会の神父が、聖体を運んでいました。
1967(昭和42)年11月の佐藤・ジョンソン会談で、翌年、小笠原諸島が返還されることが決定しました。
また、このころカトリック教会でも、江戸時代初期に神津島に流罪となった おたあジュリアをしのび神津島で行われる「ジュリア祭」が盛んになってきました。
このような状況をふまえて、1967年5月、伊豆七島の教会として、信徒のいる大島に教会が建てられました。
東京教区の司祭が常住し、司牧にあたっていましたが、その後、マリア会のブラザーが派遣されました。この間は、東京教区の司教館の司祭が交代で月に2回主日のミサのために訪問し、ミサのない週は、ブラザーが、みことばの祭儀を行っていました。
マリア会のブラザーが、高齢のために東京に戻られた後、コロンバン会の司祭が2年ほど、その後、しばらく教区司祭が派遣されましたが、現在は、東京から司祭が月に1回主日のミサのため訪問しています。
大島教会の信徒は、大島だけではなく、新島に住む信徒もいますが、船で結ばれているため、ミサの参加は、泊まりがけのものとなるそうです。