教会をたずねて
カトリック津和野教会(広島教区)
内陣 |
祭壇 |
十字架 |
聖櫃(せいひつ) |
朗読台 |
十字架の道行き |
聖堂内 ヨセフ像 |
聖堂内 聖母マリア像 |
天井 |
聖体ランプ |
ステンドグラス |
畳に映った ステンドグラスの光 |
オルガン |
展示室入り口 |
展示室内 |
教会入り口の掲示板 |
幼稚園 |
歴史と聖堂内部
1931(昭和6)年に現在の聖堂が献堂されました。古い城下町とよく調和した石造りの教会で、内部は畳敷きです。この聖堂は、イエズス会のドイツ人司祭パウロ・ネーベル神父によって建てられました。
ネーベル神父は、深くこの地を愛し、日本に帰化しました。そして、殉教者の一人の「裕次郎」の名をとって「岡崎祐次郎」と名乗りました。
津和野には、1868(明治元)年より1873(明治6)まで浦上のキリシタン153名が残酷な拷問を受け、その中37人が殉教した乙女峠があります。
ネーベル神父は、この乙女峠の殉教地に聖堂を建てるために、献身的な努力を重ねて1951年に小さな「マリア聖堂」が建てられました。
聖堂内のステンドグラスには、迫害の史実が描かれ、今も拷問の様子などを知ることができます。
毎年5月3日には殉教地乙女峠で「乙女峠まつり」が行われ、全国から大勢の巡礼者が訪れ、殉教者のために祈りをささげています。
- 展示室:8:00~17:00
大人100円、小人無料 - 行事:5月3日 津和野・乙女峠まつり(聖母行列と野外ミサ)
- Webサイト:http://www.sun-net.jp/~otome/