教会をたずねて
カトリック種子島教会(鹿児島教区)
内陣 |
祭壇 |
祭壇正面 十字架 |
聖櫃(せいひつ) |
朗読台 |
洗礼盤 |
聖母子像 |
十字架の道行 |
みことばの掛け軸 |
聖母子の銅板 |
聖堂前方 |
聖堂後方 |
オルガン |
聖水入れ |
教会の3つの屋根 と十字架 |
港から見た教会 |
隣接する 平和の園保育園 |
保育園の庭にある 幼きイエス像 |
歴史と聖堂内部
種子島のキリスト教の歴史は、1551(天文20)年に、ザビエルの来島に始まります。この地が日本で最初にキリスト教が伝えられた地です。
1633(寛永10)年には、キリシタン禁令により熱心な信者であった薩摩藩19代藩主・島津光久の祖母カタリナ永俊尼が、種子島に家族や奉公人と共に配流され、1649(慶安2)年に逝去しました。
墓は種子島家の墓地、御拝塔に今も残されています。
1930(昭和5)年、フランシスコ会により宣教が開始され、カナダ人の3人が来島し、西之表、田之脇、野間に布教所を開きましが、1939(昭和12)年に、フランシスコ会は島から退去しました。
1965(昭和40)年に、ザベリオ宣教会が宣教を開始し、仮聖堂を西之表におき、1975(昭和50)年3月21日に、現在の聖堂が落成されました。
この聖堂の外観は、海、丘、街の三方に向かって、それぞれの場で働いている人たちに思いをはせて神の祝福を祈る形を表すために、屋根が三方に向かって3つの山のようになっています。
この聖堂は港からもよく見えて、ザビエルのように、海から訪れる人びとを迎え入れるかのように静かにたっています。