教会をたずねて
カトリック島崎教会(福岡教区)
- 教会堂名:幼いイエスの聖テレジア
- 主日のミサ:7:00(マリアの宣教者フランシスコ修道会)、9:00
- 〒855-0807 熊本県熊本市島崎2丁目10-11
- TEL:096-352-5610 FAX:096-322-2112
聖堂前方 |
祭壇 |
祭壇正面 十字架 |
聖櫃(せいひつ) |
朗読台 |
洗礼盤と 復活ローソク |
聖堂内 聖母子像 |
聖堂内 テレジア像 |
聖水入れ |
オルガン |
告解室 |
聖堂入り口 |
小聖堂「祈りの庵」 |
小聖堂内 「街道の聖母」額 |
庭の聖母像 |
歴史と聖堂内部
熊本では、1889(明治22)年パリ外国宣教会のジャンマリー・コール神父によって福音宣教が開始されました。
現在の島崎教会のある熊本市の西には加藤清正公の菩提寺である本妙寺があり、当時この周辺には全国からハンセン病患者たちがたくさん集まっていました。その光景を見たコール神父は、彼らのために働きはじめました。
1898(明治31)年10月、コール神父の要請に応えて、マリアの宣教者フランシスコ修道会の5人の修道女が来熊しました。そして1900(明治33)年、ハンセン病治療院、待労病院が創設されました。
そして、1959(昭和34)年に島崎教会が創立されました。
教会の西南にある花岡山の中腹には、「ペトロ岐部と187人の殉教者」の中に数えられる、小笠原玄也とみや、9人の子どもたちと小笠原家に使えた女たち15人の墓が残っています。1636年1月30日禅定院で殉教した彼らの遺体は、みやの親族により花岡山に隠れて葬られました。
1936(昭和11)年に殉教300年祭が行われ、加賀山家からこの墓の管理をカトリック教会に委託されました。それ以来、毎年この地で殉教祭が行われています。
島崎教会は、2009年50周年を迎えました。
- Laudate キリシタンゆかりの地をたずねて 熊本の殉教者 小笠原玄也一家