教会をたずねて
カトリック会津若松教会(仙台教区)
聖堂前方 |
祭壇 |
十字架と聖櫃(せいひつ) |
聖櫃 |
朗読台 |
聖堂内 マリア像 |
聖堂内 み心のイエス像 |
十字架の道行き |
十字架の道行き |
ステンドグラス |
聖水入れ |
オルガン |
告白室 |
聖堂後方 |
ルルド |
キリシタン灯籠 |
三位一体の灯籠 |
歴史と聖堂内部
この地にカトリックの信仰がはじめて入ったのは、レオ蒲生氏郷が藩主に就いたときです。その後のキリスト教の迫害時代には、多くの殉教者を出しました。
1884(明治17)年ごろ、フランス人宣教師ヴォグルス神父によって、この地に再び宣教が開始されました。翌年、9月6日には、最初の聖堂の祝別式が行われました。その後、ラフォン神父、ベリオズ神父などが会津若松の宣教にたずさわりました。
当時は、キリスト教に対する反感が強く、神父たちに医師を投げたり、殺そうと謀るものまであり、その宣教は困難をきわめるものでした。
会津若松教会の受け持ちは、福島県全体と山形、米沢、大河原にまで及びました。
1891(明治24)年、ベリオズ師が函館教区の司教に任じられ、翌年にはラフオン神父が仙台元寺小路教会へ転任、代わってファヴィエ神父が会津若松に赴任しました。
1909(明治42)年、聖堂の建築が計画され、1912(大正元年)年8月15日に現在の聖堂が祝別されました。
1933(昭和8)年には、無原罪の聖母修道会が来若し、はじめは病院を開きました。現在は、会津若松教会の隣に、ザベリオ学園という幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教育事業により宣教活動を行っています。