教会をたずねて
カトリック馬込教会(長崎教区)
![]() 聖堂正面 |
![]() 聖堂前方 |
![]() 祭壇 |
![]() 祭壇正面 十字架 |
![]() 聖櫃(せいひつ) |
![]() 赤ランプ |
![]() 朗読台 |
![]() 祭壇上 大天使聖ミカエル像 |
![]() 聖堂内 み心のイエス像 |
![]() 聖堂内 聖母像 |
![]() 聖堂内 聖ヨセフ像 |
![]() 聖堂内 リジューの聖テレジア像 |
![]() 十字架の道行き |
![]() 聖水入れ |
![]() オルガン |
![]() 柱の模様 |
![]() 聖堂後方 |
![]() 天井 |
![]() 聖堂前のマリア像 |
![]() 聖堂横の石段 |
歴史と聖堂内部
馬込教会は、長崎湾に向かった丘の上にそびえて建つ白亜聖堂です。
島民の約60%がカトリック信徒という、行政区域では国内で最も高い伊王島にあります。
伊王島のキリスト教の歴史は、徳川幕府の禁教政策にはじまります。厳しいキリシタン弾圧から逃れて、天草などの各地から、キリシタンたちがこの島に移り住みました。迫害の中、危険が迫るとキリシタンたちは、船で海に逃れたと言われています。
1873年(明治6)2月、明治新政府により、キリシタン禁制の高札が、撤去され、信徒たちの手によって各地に聖堂が建てられはじめます。
伊王島でも、北側の伊王島に大明寺教会、南側は沖之島に馬込天主堂が建てられました。
馬込教会は、1871(明治4)年に、仮聖堂が建てられ、1890(明治23)年にマルマン神父によって現在地に煉瓦造りの本格的な天主堂が建てられましたが、落雷と1927(昭和2)年、1930(昭和5年)と続いた台風により改修不能となりました。このため、1931年(昭和6年)に現在の鉄筋コンクリート造りの聖堂が建てられました。
夜はライトアップされ、その幻想的な美しい姿を見せてくれます。
国指定登録有形文化財に指定されています。
※ 教会外観と、外のマリア像の写真は、長崎教区司祭中田輝次神父提供。