教会をたずねて
カトリック三原教会(広島教区)
- 教会堂名:王であるキリスト
- 主日のミサ:9:30
日曜 18:00(ポルトガル語・スペイン語)
土曜 18:30
- 〒723-0011 三原市東町3丁目13-5
- TEL:0848-62-4514 FAX:0848-62-6824
聖堂前方 |
祭壇 |
祭壇上 十字架 |
聖櫃(せいひつ) |
朗読台 |
聖堂内 マリア像 |
聖堂内 トマス小崎像 |
聖堂 窓側 |
十字架の道行き |
聖水入れ |
パイプオルガン |
告白場 |
殉教者の絵 |
殉教者の絵 |
聖堂後方 |
聖堂入り口にある表札 |
ルルド |
納骨堂 |
保育園と修道院 |
教会入り口 |
歴史と聖堂内部
1587(天正15)年に京都で捕らえられた日本26聖人は、長崎まで連行される途中でこの三原の地に泊まりました。殉教後、ミゲル小崎の胸の中から、息子トマスが母に宛てた1通の手紙が発見されました。その手紙には、「安芸国三原城にて」としたためられていました。そのため、現在は三原城船入櫓跡にトマス少年の像と記念碑が建てられています。
三原では、1945(昭和20)年ごろから1949(昭和24)年までは、信徒宅で年に数回ミサがささげられていました。
1950(昭和25)年2月三原市舟屋町の信徒所有の借家2階に祭壇を設け、「三原カトリック教会」の門標が掲げられました。
同年8月には三原市東町に保育所が建てられ、11月には聖心保育所が開設されました。
翌年3月にド・ラ・ペリエール神父が初代主任司祭として着任し、祭壇を舟屋町から保育所の1室に移しました。10月には東町の元酒倉を借りて、聖堂に改造し、「王たるキリストの教会」をしました。
1953(昭和28)年8月、教会が改造され、献堂式が行われました。
1957(昭和30)年には、聖心保育所が長崎純心聖母会にまかされましたが、翌年には修道院が閉鎖されました。
1962(昭和37)年6月には、日本26聖人列聖百年記念巡礼団が三原を訪れました。
同年、聖心保育所の土地拡張と改築が行われました。
1964(昭和39)年10月、現在の場所に新聖堂が建てられ、12月には献堂式が行われました。
翌年3月には、小さい花幼稚園とテレジア館(女子宿舎)が建てられました。
1968(昭和43)年、聖心侍女修道会が三原に修道院を開設し、1970(昭和45)年には修道院と附属清泉児童館が落成式を迎えました。
1975(昭和50)年、教会25周年事業として、納骨堂とルルドが建築され、11月には「三原教会創立25周年記念荘厳ミサおよび記念式典」が盛大に行われました。
1993(平成5)年1月、三原市城町に聖トマス小崎の殉教碑が完成し除幕式が行われました。
同年2月、聖心侍女修道会三原修道院が閉鎖され、4月にイエスのカリタス修道女会(元 宮崎カリタス修道女会)の三原修道院が開院しました。
2000(平成12)年、保育園の建て替えに伴いテレジア館が取り壊されシンボルとなっていた十字架がなくなったため、新しい十字架を建立しました。
同年11月26日王たるキリストの祝日に、三原教会創立50周年記念ミサと記念式典が執り行われました。
- Laudate キリシタンゆかりの地をたずねて 日本26聖人殉教者