教会をたずねて
カトリック本原教会(長崎教区)
- 教会堂名:聖ペトロ・バプチスタ
- 主日のミサ:7:00、9:00
土曜 19:00
- 〒852-8123 長崎県長崎市三原2丁目23-12
- TEL:095-844-0566 FAX:095-847-6507
聖堂前方 |
祭壇 |
祭壇正面 十字架 |
聖櫃(せいひつ) |
朗読台 |
洗礼盤 |
祭壇上の十字架 |
聖堂内 聖母像 |
聖堂内 聖ヨセフ像 |
聖フランシスコの聖遺物 |
聖ペトロ・バプチスタの聖遺物 |
聖ペトロ・バプチスタ |
十字架の道行き |
聖水入れ |
オルガン |
告白場 |
2階 ステンドグラス |
2階 聖歌隊席 |
聖堂後方 |
聖堂前 フランシスコ像 |
聖堂前 聖ペトロ・バプチスタ像 |
ルルド方 |
聖堂横 み心のイエス像 |
歴史と聖堂内部
カトリック本原教会は、1952(昭和27)年2月6日、浦上小教区に属していた本原3丁目クラブ(原爆で焼け残った「倶楽部」といわれたもの)を修理して仮聖堂としてはじまりました。
この地は、昔キリシタンが隠れて信仰を守った一本木山で、「マリア山」と呼ばれています。
聖フランシスコ修道会が、1959(昭和34)年6月13日、 現在地に修道院を設立し、ミサは修道院の聖堂でささげられるようになりました。
1964(昭和39)年11月に、潜伏時代のキリシタン墓碑 1基が、登り立墓地で発見されました。
その後、1962(昭和37)年に聖堂が建築され、5月20日山口司教によって祝別式が行われ、浦上から独立し小教区としてカトリック本原教会が誕生しました。この教会建築のために、聖フランシスコ修道会のカナダ管区からの多額の援助がありました。
1969(昭和44)年6月29日、浦上、城山、西町、本原の共同主催によって「浦上信徒総流配100年祭」が行われ、浦上出身司祭13名の共同ミサがささげられ、聖劇「浦上キリシタン」が上演されました。
1971(昭和46)年10月には、教会創立10周年記念行事が行われました。
1980(昭和55)年には、教会の守護の聖人である「聖ペトロ・バプチスタ神父」の像が入り口階段に建てられ、序幕式が行われ、聖堂正面左右にはステンドグラスが完成しました。
翌年11月には、教会創立20周年記念ミサと祝賀会が行われました。
1985(昭和60)年には、教会創立25周年には、記念誌の出版をはじめ、記念ミサと祝賀会が盛大に行われました。
潜伏キリシタンの里で、多くの司祭、修道者を輩出してきたカトリック本原教会は、長崎市の住宅地となった今も地域に大きな貢献を行っています。