教会をたずねて
カトリック中町教会(長崎教区)
聖堂前方 |
祭壇 |
祭壇正面 ほほえみの十字架 |
聖櫃(せいひつ) |
*1朗読台 |
祭壇 マリア像 |
聖堂内 み心のイエス像 |
聖堂内 マリア像 |
十字架の道行き |
ステンドグラス 聖家族 |
ステンドグラス 主の十字架 |
ステンドグラス 主の復活 |
ステンドグラス 聖母の出現 |
ステンドグラス |
ステンドグラスの光 |
オルガン |
聖水入れ |
告解場 |
洗礼盤 |
聖堂後方 |
庭の聖母像 |
日本26聖人3少年像 |
聖トマス西と15殉教者の碑 |
大村藩蔵屋敷跡の碑 |
歴史と聖堂内部
島内要助神父は、1889(明治22)年の暮れに、殉教の地である長崎に日本人のための教会の建設のために、キリシタン大名大村純忠ゆかりの大村藩蔵屋敷跡である現在の地に教会設立を開始しました。
フランスのパピノー神父によって設計された聖堂は、1891(明治24)年8月に建設に着手し、1897(明治30)年9月8日の聖母マリア生誕の祝日に、献堂式が行われました。
しかし、1945(昭和20)年8月9日、原爆投下により教会は外壁と尖塔だけを残して焼失してしまいました。
1951(昭和26)年に、その外壁と尖塔をそのまま生かして再建されました。そのためこの聖堂は、被爆遺構として長崎市の指定を受けています。
1982(昭和57)年には聖堂内に、主の誕生から昇天、聖母の戴冠、ルルドとファチマの聖母が描かれたミラノ・グラッシ作の美しいステンドグラスが設置されました。
フランシスコ・ザビエルが生まれた時から接し信仰の原点としていた「ほほえみの十字架」と呼ばれる十字架が、スペイン・バスク地方のザビエル城に安置されています。中町教会聖堂の十字架は、この十字架のレプリカです。2004(平成16)年4月4日の受難の主日に、髙見三明大司教により、祝福(奉納)されて祭壇中央に安置されました。
またこの教会は、1633(寛永10)年から1637(寛永14)年に長崎で殉教した聖トマス西と15殉教者にささげられた教会です。毎年9月の第4日曜日には、殉教者記念祭が行われてます。
敷地内には、お告げの聖母保育園とマルチレス中町(信心用具販売店)があります。
(中町教会 Webサイト 参照)
- 行事:毎年9月の第4日曜日 聖トマス西と15殉教者 殉教者記念祭
- Webサイト:http://nakamachi.sakura.ne.jp/