教会をたずねて
カトリック八王子教会(東京教区)
- 教会堂名:幼きイエスの聖テレジア
- 主日のミサ:7:00、10:00
第2日曜 13:00(英語)
第4土曜 9:30(スペイン語)
土曜日 18:00
- 〒192-0066 東京都八王子市本町16-3
- TEL:042-622-1642 FAX:042-627-6490
聖堂前方 |
祭壇 |
聖堂 十字架 |
聖櫃(せいひつ) |
朗読台 |
聖堂内 み心のイエス像 |
聖堂内 聖母子像 |
ステンドグラス |
十字架の道行き |
聖水入れ |
オルガン |
告解場 |
聖堂天井 |
聖堂窓側天井 |
聖堂窓側 |
聖堂後方 |
庭のマリア像 |
ルルド |
ルルド ベルナデッタ像 |
司祭館兼信徒会館 外壁 |
本町幼稚園 |
歴史と聖堂内部
1876(明治9)年から下壱分方(しもいちぶかた)を訪問していたパリ外国宣教会のテストヴィド神父は、一里ばかり手前の八王子にも福音を伝えようと、熱心に宣教を試みたが、なかなか成功を収めることはできませんでした。
しかし、横浜で信者となった塚本五郎氏の一家が、郷里の八王子に住み、自分たちの家をテストヴィド神父に提供したため、彼の家を宿泊所として八王子を訪れるようになり、信者は次第に増えていった。 1877(明治10)年、教会の母体は元八王子村にて創立されました。
1884(明治17)年、八日町に一軒の家を借りて伝道士が住み宣教活動は本格化しました。1889(明治22)年には、礼拝堂が三崎町に完成しました。
過労のため病気になったテストヴィド神父の後、レゼー神父、ヴィグルー神父、カディヤック神父らが、八王子の信者たちの世話をしました。
1892(明治25)年11月に赴任したメイラン神父は、その年の1月の大火から立ち上がることができなかった下壱分方ではなく、八王子に司祭館を置き拠点としました。
その後、1896(明治29)年に本町に600坪の土地を購入し、聖堂建築を開始し、10月には献堂式が行われました。しかしこの聖堂は、半年後の1897(明治30)年4月22日、八王子の大火で焼失してしました。廃墟の中に立てられた小さな平屋が、聖堂、伝道館、司祭館として使用されました。
1913(大正2)年に聖堂が完成し、レイ大司教司式による荘厳ミサで祝別されましたが、第2次世界大戦の際、空襲により全焼しました。
1950(昭和25)年に現在の聖堂が祝別され、司祭館兼信徒会館の建物は1992(平成4)年に建てられました。八王子小教区から、立川教会、原町田教会、青梅教会、五日市教会、豊田教会が独立し、宣教師たちの惜しみない宣教活動が、豊かに実っています。