教会をたずねて
カトリック水沢教会(仙台教区)
聖堂前方 |
祭壇 |
祭壇正面 十字架 |
聖櫃(せいひつ) |
朗読台 |
聖堂内 聖母像 |
聖堂内 洗礼者ヨハネ像 |
祭壇正面 ステンドグラス |
聖堂入口 ステンドグラス |
十字架の道行き |
聖水入れ |
オルガン |
告解場 |
キリシタン殉教者名 |
聖堂後方 |
後藤寿庵記念ホール |
旧教会表札 |
庭の後藤寿庵像 |
歴史と聖堂内部
水沢教会は、1950(昭和25)年、ベトレヘム外国宣教会によって宣教が開始されました。
1985(昭和60)年に市街地開発事業によって、現在の地に移動しました。
水沢は、伊達政宗の家臣であるキリシタン武士・後藤寿庵がこの地を治め、私財を投じて砂漠のような地に、寿庵堰を作り水を引き、人びとを助けました。
水沢教会は、後藤寿庵の教会としても知られ、寿庵の像や彼の行った偉業の資料が集められた「後藤寿庵記念ホール」があります。
教会主催の「春の寿庵祭」は、1951年(昭和26年)以来毎年5月の最終日曜日に行われます。また、「秋の寿庵祭」は収穫を感謝し、地元民主催で行われます。
熱心なキリシタンであった寿庵の影響によって、たくさんの家臣や領民が信者となりました。
188殉教者のひとり福者ペトロ・カスイ岐部は、寿庵がいなくなった後の信者を助けるためにこの地で信者を励まし続け、現在の水沢教会近くクルスバ墓地のすぐ横にある橋の上で、捕られられました。
聖堂の十字架は、岩手県出身の彫刻家・舟越保武氏の作品です。
- Laudate キリシタンゆかりの地をたずねて 後藤寿庵