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甚内神社 施療院跡


甚内神社 甚内神社

フランシスコ会は浅草で、ハンセン氏病患者の世話をする施療院を開き、スペイン人の修道士が中心になって、活動していました。

 この噂を聞いた伊達政宗が、自分の側室の病気を治してくれるように頼み連れて来て、側室の病気が癒やされました。これがきっかけとなって、フランシスコ会の仙台での宣教がはじまりました。

 駿府を脱走したジョアン原主水は、施療院で、ハンセン病の人たちの世話などをしている時に密告によって捕らえられました。

 信徒たちの献金により、9.5メートル×奥行き:4.6メートルくらいの藁葺きの教会が、施療院に附属する形でできたのではないかと思われます。
 しかし、この教会の建設によって、中心となっていた信徒たちが捕らえられ処刑されました。

 施療院は、現在甚内神社のあるあたりにあったと思われます。


  • 住所:東京都台東区浅草橋3丁目11番15号
  • アクセス:JR線「浅草橋駅」西口から徒歩10分
          都営 浅草線蔵前駅 「浅草橋駅」から徒歩15分

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