homeキリシタンゆかりの地をたずねてゆかりの地一覧 > アダム荒川出身の地

キリシタンゆかりの地をたずねて

長崎県 南島原市

ゆかりの地

物語

アダム荒川出身の地


アダム荒川出身の地の碑
アダム荒川出身の地の碑

天草の最初の殉教者・アダム荒川は、1552(天文21)年ごろ、口之津と南有馬の間にある荒川村(現在の「吉川」)で生まれました。

 アダム荒川は、荒川城主・荒川小傳治の一族だったと言われています。

 荒川城は、貴船神社の後方宇土山の峰つづきで、高さ40m ほどの台地一帯にありました。要塞を利用した中世初期の古城で、当時は木戸や柵で囲まれた城砦だったと思われます。
 原城の支城となり城主荒川小傳治の居住であったと言い伝えられています。

 有馬晴信によって築城された日野江城から3里(約12キロ)ほど離れていました。

 荒川城跡と思われる場所に、南有馬町文化財保護審議会によって「荒川アダムの出身地」という碑が建てられています。

アダム荒川出身の地のある交差点 島原街道をはさんで望む海
アダム荒川出身の地のある交差点 島原街道をはさんで望む海


  • 住所:長崎県南島原市南有馬町甲
  • アクセス:島原街道(251号線)沿いの古野公園の向かい側

●関連記事:


▲ページのトップへ