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キリシタンゆかりの地をたずねて

長崎県 南島原市

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口之津教会跡


口之津教会跡の碑 口之津教会跡の碑

1562(永禄5)年、有馬義直(義貞)は、ポルトガルとの貿易を目的として口之津港を開港するため、大村純忠に倣い、イエズス会を招きました。イルマンであったルイス・アルメイダが派遣されました。宣教活動の拠点となった教会がここにあったと考えられます。

 現在は「伝 口之津教会跡」の碑が建てられ、碑の横には下記の文字が刻まれた石碑があります。

 今も、この地に佇のは、素朴で清らかな聖歌の調べが、オルガンの音にのって心地よく耳に響いてくるようである。

 1563年、アルメイダ修道士は口之津に来てキリスト教布教に乗り出した。口之津は九州管区内の布教の拠点となった  1568年のアルメイダの書簡によると「我らの教会から、良き小銃の一射程ほど離れた非常に厳かな高い所にある岬の聖母の小聖堂」と記録してあることから、口之津の教会の場所について、「日本二十六聖人記念館」前館長 結城了悟氏は「大泊の中で早崎へ行く辻辺りである」と述べられている。
 この辺りに教会があったと推定される。

この教会跡地の上にある墓地のあたりが、口之津の殉教地です。


  • 住所:長崎県南島原市口之津町
  • アクセス:口之津港より徒歩10分

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