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キリシタンゆかりの地をたずねて
長崎県 長崎市
次兵衛岩
外海の山中にトマス金鍔次兵衛が隠れすんだ洞窟があります。
神浦ダムの上流の谷奥にあり、カクレキリシタンの古老たちによって、次兵衛神父の隠れ家として大切に守られてきたこの洞窟を、1983(昭和58)年に、約8年の歳月をかけて地元に住む山崎政行氏が発見されました。
この洞窟は、次兵衛岩入り口から、徒歩で苔むした岩の多い沢沿いの山道を1時間半ほど歩いたところにあります。
現在は洞穴の入り口に祭壇が設置され、その奥には記念碑が建てられています。
また、洞窟に向かう沢沿いの道の少し手前にはマリア像が置かれ、「マリアの園」としてルルドが造られています。
2004(平成16)年12月に外海町の文化財に指定され、翌年1月の長崎市との合併後も「指定文化財」となっています。
(「次兵衛岩」の写真は、カトリック城山教会信徒の方の提供)
- 住所:長崎市神浦扇山町(旧:西彼杵郡外海町大字神浦扇山郷)
- アクセス:長崎駅から車 1時間 さらに沢に沿って山道 徒歩1時間半
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