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キリシタンゆかりの地をたずねて
石川県 金沢市
カトリック金沢教会 南坊石
豊臣秀吉の「伴天連追放令」によって領地と地位をうしなった高山右近が、前田利家の客将となり金沢に来たのは1588(天正16)年でした。
右近が26年を過ごしたこの地に、1888(明治21)年、パリ外国宣教会の宣教師によって日本天主公教会金沢講義所(カトリック金沢教会)が建てられました。
1896(明治29)年に現在の場所に移転しました。
1947(昭和22)年7月、「高山右近列福祈念祭」の野外ミサが、加賀藩の家老であった本多家の庭園で行われました。 翌年、高山右近第一の屋敷を取り壊した時に搬出され、その後は本多家の庭園に置かれていたと伝えられる「南坊石」が本多家から寄贈されました。「南坊」の銘の由来は、右近の茶人としての号だと言われています。
現在は、教会の前庭に置かれています。
聖堂前には、右近像が建てられています。
南坊石
- 住所:〒 920-0962 石川県金沢市広坂1丁目1-54
- アクセス:北鉄バス「香林坊」下車
カトリック金沢教会 Webサイト:http://www.church-kanazawa.sakura.ne.jp/
“Laudate”教会をたずねて → カトリック金沢教会
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