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キリシタンゆかりの地をたずねて
宮城県 仙台市青葉区
光明寺 支倉常長 墓所
光明寺 本堂 | 支倉常長 墓所入口 |
宮城県内に3箇所ある支倉常長の墓が、ここ光明寺にあります。
青葉区北山には、城下の北の守りとして建立された5つの仏閣「北山五山」があります。その一つ臨済宗の光明寺は、伊達氏始祖である朝宗夫人(光明寺殿)の菩提寺です。
また、支倉常長の嫡子で当主・常頼の菩提寺でもあります。そのため、支倉家一族の墓が多くあります。
静かな墓地の木々に囲まれて支倉常長の墓と宣教師ルイス・ソテロの顕彰碑があります。
ソテロは、フランシスコ会の司祭です。常長とともに慶長遣欧使節団の正使としてヨーロッパに渡りました。再び日本に入るため、エスパーニャを発ちヌエバ・エスパーニャ経由でフィリピンに入り、1622(元和8)年マニラから日本に密入国しようとして捕らえられました。伊達政宗の助命嘆願も容れられず、1624(寛永元)年に、大村でフランシスコ会の宣教師2名、イエズス会とドミニコ会の宣教師各1名とともに火刑により殉教しました。
支倉常長の墓 | ルイス・ソテロの顕彰碑 |
- 住所:〒981-0916 宮城県仙台市青葉区青葉町3-1
- アクセス:仙台駅からバスで60分さらに車10分
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