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新世紀ルーツへの巡礼
パウロの娘の出発
2) アルゼンチンへ
ブラジル出発 数カ月後、1931年12月にシスターカタリーナ・カルボーネとシスターエステル・インノチェンティは、ジェノバ港からアルゼンチンに向けて出航しました。到着したのは、12月31日でした。
ここアルゼンチンにおいても、最初の数カ月は非常に難しい日々となりました。はじめは、イタリア移民の家々を訪問し宣教にあたっていました。1932年には、ブエノスアイレスにつつましい家をやっと見つけることができ、現地での召命を迎え入れることができました。
1933年には、もっと広い所に引っ越しました。そこで、断裁機、縫い機などの技術による使徒職を開始し、最初のパンフレット「Il Buon Angelo(よい天使)」を印刷しました。
翌34年8月10日 アルゼンチン人の着衣式(修道服を受ける式)を執り行い、会員たちは大きな喜びに包まれました。
アルゼンチンでも、いろいろの困難を乗り越えながら、成長発展していきました。
◆3--6 パウロの娘の出発