教会をたずねて
カトリック大名町教会(福岡教区 カテドラル)
- 教会堂名:勝利の聖母
- 主日のミサ:9:30
16:00(英語)
土曜日 19:00
- 〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2-7-7
- TEL:092-741-3687 FAX:092-741-5107
聖堂前方 |
祭壇 |
祭壇正面 十字架 |
聖櫃(せいひつ) 小聖堂 |
司教座 |
朗読台 |
聖堂内 聖母像 |
聖堂内 ヨセフ像 |
洗礼盤 |
ステンドグラス |
ステンドグラス |
ステンドグラス |
十字架の道行き |
十字架の道行き |
十字架の道行き |
オルガン |
聖水入れ |
告解場 小聖堂 |
聖堂後方 |
小聖堂 |
勝利の聖母 |
鐘楼 |
教会入口 聖母像 |
歴史と聖堂内部
1887(明治20)年、パリ外国宣教会のラゲ神父によって、福岡での宣教が再開されました。当時の福岡には、信徒は1人もいませんでした。少し遅れてラッセル神父が来福し、彼らは橋口町(現福岡中央郵便局付近)の民家を借りて教会として宣教を開始しました。
ラッセル神父は2年間の福岡在任中に、現在の教会の場所の西側半分の土地を購入しました。
1896(明治29年)年、この地に、赤レンガ聖堂が建てられ、新たな宣教の拠点となりました。当時の主任司祭であったベレール神父の出身地、パリの勝利の聖母教会より「勝利の聖母」が寄贈され、祭壇の上部に取り付けられました。現在この聖母像は、聖堂入口にあります。
1927(昭和2)年 福岡司教区が誕生し、大名町教会は司教座聖堂(カテドラル)となり、初代司教としてチリー司教が着座しました。
さらに、1932(昭和7)年には、教会伝道館に「福岡公教神学校」(小神学校)が設立されました。
1938(昭和13)年には、赤レンガ聖堂が手ざまになり 木造の聖堂が建てられ、司祭館も落成しました。
しかし、第2次世界大戦がはじまり、外国人宣教師の多くが国内各地に抑留され、大名町教会も司祭不在となり、聖堂は軍部に接収されました。
1945(昭和20)年に戦争が終わり、多くの方が教会を訪れ、受洗しました。
1984(昭和59)年、赤レンガ聖堂が解体され、久留米聖マリア病院付属聖堂として復活しました。
1986(昭和61)年には、木造聖堂での最後のミサがささげられて解体され、現在の聖堂・カトリックセンターが落成献堂されました。
2012(平成24)年、教会創設125年を迎えました。
※ 教会外観の写真は、大名町教会の信徒の方の提供です。