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教会カレンダー

聖テモテ、聖テトス司教

第1朗読 テモテへの手紙二 1章1~8節

または、テトスへの手紙 1章1~5節

福音朗読 ルカによる福音書 10章1~9節

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昨日使徒パウロを祝った教会は、今日、彼の弟子である聖テモテと聖テトスを祝います。 第1朗読はテモテへの手紙または、選択でテトスへの手紙が読まれます。

テモテへの手紙とテトスへの手紙は、「牧会書簡(司牧書簡)」と呼ばれます。このような名称で呼ばれるようになったのは,19世紀中ごろです。

テモテへの手紙1は、信仰を脅かす異端との戦いに苦労していた教会に対しての対処の仕方が述べられ、テモテへの手紙2は死に近づいたパウロが弟子を励まし、宣教に励むように、宣教者としての任務を全うするようにと遺訓の形で述べられています。

「キリスト・イエスによって与えられる命の約束を宣べ伝えるために」、イエス・キリストの使徒とされたパウロと始まる今日の朗読です。
そして、パウロが弟子に望むことは、「福音のためにわたしと共に苦しみを忍んでください」と結びます。

パウロがキリストの使徒として、囚人となり、苦しみを忍ぶことができるのは、神が彼を呼び出したからであり、その原点が彼を支えています。

パウロが弟子に「昼も夜も祈りの中で絶えずあなたを思い起こし」との願いは心に響いてくるもの、彼の愛情を感じさせます。

「あなたに与えられている神の賜物を、再び燃えたたせるように」と勧めるパウロの言葉を自分に語られたこととして祈ってみませんか。

◇選択でテトスへの手紙を読むこともできます。

テトスへの手紙はまだ長老制度も整っていないクレタの教会に、パウロはクレタでの残務整理と長老を任命するように指示し、彼らの仕事について明示しています。

今日の朗読は、テトスへの手紙への書き出し部分です。「神の僕、イエス・キリストの使徒パウロ」と始まります。そして、使徒とされた目的が書かれています。

その後、「信仰を共にするまことの子テトスへ」と宛先を表現し、クレタに彼を残してきた目的を表現しています。

テモテもテトスも、パウロから信頼がおかれていた弟子であることが分かります。コリントへの信徒の手紙など、この機会に読んでみると、パウロの宣教活動での彼らたちとの関わりがもっと分かってくるのではないでしょうか。

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12使徒以外に、イエスが72人を派遣されたことが述べられています。この派遣は、イエスが「自分が行くつもりのすべての町や村に2人ずつ先に遣わされた」のです。2人というのは、2人の証言がないと、その証は無効とされる(申言19.15 参照)からです。

そして、イエスは「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい」と言われ、派遣の家での訪問の際の心構えを述べます。

こうして弟子たちは神の国の宣教を体験していことが今日の朗読の続きに描かれています。読んでみると良いでしょう。

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第1朗読 テモテへの手紙二 1章1~8節

キリスト・イエスによって与えられる命の約束を宣べ伝えるために、
神の御心によってキリスト・イエスの使徒とされたパウロから、
愛する子テモテへ。
父である神とわたしたちの主キリスト・イエスからの恵み、憐れみ、
そして平和があるように。

わたしは、昼も夜も祈りの中で絶えずあなたを思い起こし、
先祖に倣い清い良心をもって仕えている神に、感謝しています。
わたしは、あなたの涙を忘れることができず、
ぜひあなたに会って、喜びで満たされたいと願っています。

そして、あなたが抱いている純真な信仰を思い起こしています。
その信仰は、まずあなたの祖母ロイスと母エウニケに宿りましたが、
それがあなたにも宿っていると、わたしは確信しています。

そういうわけで、わたしが手を置いたことによってあなたに与えられている神の賜物を、
再び燃えたたせるように勧めます。
神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。
だから、わたしたちの主を証しすることも、わたしが主の囚人であることも恥じてはなりません。
むしろ、神の力に支えられて、福音のためにわたしと共に苦しみを忍んでください。

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第1朗読 テトスへの手紙 1章1~5節

神の僕、イエス・キリストの使徒パウロから――
わたしが使徒とされたのは、神に選ばれた人々の信仰を助け、彼らを信心に一致する真理の認識に導くためです。
これは永遠の命の希望に基づくもので、
偽ることのない神は、永遠の昔にこの命を約束してくださいました。

神は、定められた時に、宣教を通して御言葉を明らかにされました。
わたしたちの救い主である神の命令によって、わたしはその宣教をゆだねられたのです。
――

信仰を共にするまことの子テトスへ。
父である神とわたしたちの救い主キリスト・イエスからの恵みと平和とがあるように。
あなたをクレタに残してきたのは、わたしが指示しておいたように、
残っている仕事を整理し、町ごとに長老たちを立ててもらうためです。

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福音朗読 ルカによる福音書 10章1~9節<

その後、主はほかに七十二人を任命し、
御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。
そして、彼らに言われた。

「収穫は多いが、働き手が少ない。
だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。
行きなさい。
わたしはあなたがたを遣わす。
それは、狼の群れに小羊を送り込むようなものだ。
財布も袋も履物も持って行くな。
途中でだれにも挨拶をするな。

どこかの家に入ったら、まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。
平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。
もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻ってくる。
その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。
働く者が報酬を受けるのは当然だからである。家から家へと渡り歩くな。

どこかの町に入り、迎え入れられたら、出される物を食べ、
その町の病人をいやし、
また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。

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