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アレオパゴスの祈り

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アレオパゴスの祈り 2018年 7月 7日

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 アガパンサス


現代人は、毎日忙しく生活しています。家庭や学校のこと、仕事で、やらなければならないことがたくさんあり、やるべきことに追われて、自分自身を見失ってしまいそうに感じることがあるかもしれません。あなたは今、生活している場に喜びを感じていますか? 社会の中では、生活している場所に何となくなじめないと感じている人、自分の居場所と言うことができる場所を見つけられず、悩んでいる人が、たくさんいらっしゃいます。今日は、そのように感じている人々のために、祈りましょう。

わたしたち一人ひとりが心に抱いている意向、祈りを必要としている人びとを神様の御手にゆだねて、しばらく思い起こしましょう。

(沈黙)

お祈りしたい意向を心の中にたずさえて、ローソクをささげましょう。ローソクを受け取り、祭壇にささげ、席にお戻りください

この祈りの時間をよく過ごすことができますようにと聖霊の照らしを願って、歌いましょう。

『平和を祈ろう』No89「主に倣う心が欲しい」①~③

ヨハネによる福音書のことばを聞きましょう。
<ヨハネ14.1~14>

そのとき、イエスは弟子たちに言われた。「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。 わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。 行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。 わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っている。」トマスが言った。「主よ、どこへ行かれるのか、わたしたちには分かりません。どうして、その道を知ることができるでしょうか。」 イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。 あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになる。今から、あなたがたは父を知る。いや、既に父を見ている。」 フィリポが「主よ、わたしたちに御父をお示しください。そうすれば満足できます」と言うと、 イエスは言われた。「フィリポ、こんなに長い間一緒にいるのに、わたしが分かっていないのか。わたしを見た者は、父を見たのだ。なぜ、『わたしたちに御父をお示しください』と言うのか。 わたしが父の内におり、父がわたしの内におられることを、信じないのか。わたしがあなたがたに言う言葉は、自分から話しているのではない。わたしの内におられる父が、その業を行っておられるのである。 わたしが父の内におり、父がわたしの内におられると、わたしが言うのを信じなさい。もしそれを信じないなら、業そのものによって信じなさい。 はっきり言っておく。わたしを信じる者は、わたしが行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。わたしが父のもとへ行くからである。 わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう。こうして、父は子によって栄光をお受けになる。わたしの名によってわたしに何かを願うならば、わたしがかなえてあげよう。」

今、聞いた福音は、ヨハネの14章です。その前の13章は、過越祭の前の出来事が書かれており、イエスがご受難を前にして、弟子たちの足を洗う場面、そして、ユダ、ペトロの裏切りの予告が描かれています。ヨハネ13.36で、ペトロはイエスに次のように言っています。「主よ、どこへ行かれるのですか。」それに対して、イエスが答えます。「わたしの行く所に、あなたは今ついて来ることはできないが、後でついて来ることになる。」イエスのことばがよく理解できず、弟子たちは恐れと不安を感じていたでしょう。そんな緊張した雰囲気の中で、イエスはおっしゃいます。「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。 わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。 行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。」

イエスはこの箇所で、御父の家には住む所がたくさんあり、イエスご自身がわたしたち一人ひとりのために場所を用意して、わたしたちを迎えに来てくださるとおっしゃっています。旧約聖書の預言者イザヤは、次のように言っています。
<イザヤ書 49.11~16a>

わたしはすべての山に道をひらき、広い道を高く通す。
見よ、遠くから来る。見よ、人々が北から、西から、また、シニムの地から来る。
天よ、喜び歌え、地よ、喜び躍れ。山々よ、歓声をあげよ。
主は御自分の民を慰めその貧しい人々を憐れんでくださった。
シオンは言う。「主はわたしを見捨てられた。わたしの主はわたしを忘れられた」、と。
女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか。たとえ、女たちが忘れようとも、わたしがあなたを忘れることは決してない。
見よ、わたしはあなたをわたしの手のひらに刻みつける。

 カシアバアジアイ


御父がわたしたちをお忘れになることは決してありません。そのことを思い起こしながら、しばらく沈黙のうちに祈りましょう。

(沈黙)

父である神のひとり子イエスは、わたしたちが御父から愛されていること、そして御父のみ国にわたしたちの場所があることを知らせるために、この世に来られました。そのことに感謝しつつ、今、ご聖櫃のもとにおられる主を礼拝して、祈りましょう。

『パウロ家族の祈り』
   師イエス、人となられたみことばであるあなたを礼拝します。
   いのちを与える真理を人びとに教えるため、あなたは御父から遣わされました。
   あなたは不滅の真理、唯一の師、
   あなただけが永遠のいのちのことばをもっておられます。
   わたしたちのうちに理性の光と信仰の光をともし、
   栄光の光に招いてくださることを感謝します。
   わたしたちは知性を尽くしてあなたを信じ、教会の教えに従います。
   師イエス、あなたの上知の偉大さをわたしたちに示し、御父を知らせ、
   あなたのまことの弟子にしてください。
   天の国で永遠にあなたを仰ぎ見ることができるように、
   わたしたちの信仰を強めてください。

   道・真理・いのちである師イエス、わたしたちをあわれんでください。

先ほど、わたしたちが祭壇にささげたロウソクを見つめましょう。ご自分が祭壇のどこにロウソクを置かれたか、覚えていらっしゃいますか? 無意識のうちに空いている場所を選ばれたと思いますが、火がともされたロウソクは、それぞれその場所に置かれ、主のみ前で赤々と燃え、光を放っています。そのことを思いながら、旧約聖書のバルクという預言者のことばを聞きましょう。
<バルク書3.24~26、32~36>

イスラエルよ、神の家はなんと雄大で、神の支配する領域はなんと広大なことか。
雄大で限りなく、高くて計り知れない。
その方が光を放つと、光は走り、ひと声命ずると、光はおののいて従う。
星はおのおの持ち場で喜びにあふれて輝き、
その方が命ずると、「ここにいます」と答え、喜んで、自分の造り主のために光を放つ。
この方こそわたしたちの神であり、他に比べるべきものはない。

今、聞いた預言者のことばには、光を放つ方である神と神から創造された星が出てきます。星はおのおの自分が存在している場に喜びを感じ、輝いています。その方が命ずると、「ここにいます」と答え、喜んで、自分の造り主のために光を放ちます。わたしたちも、自分が置かれた場で自分の存在を喜び、光を放つことによって、周りの人々を照らし、神様の善良さ、温かい愛を人々に伝えることができますように。そのことを思い起こしながら、しばらく沈黙のうちに祈りましょう。

(沈黙)

わたしたちに命を与えてくださった御父をたたえて、主イエスが教えてくださった主の祈りを唱えましょう。
  「主の祈り」
    天におられるわたしたちの父よ、
    み名が聖とされますように。
    み国が来ますように。
    みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
    わたしたちの日ごとの糧を今日も お与えください。
    わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。
    わたしたちを誘惑におちいらせず、
    悪からお救いください。
    アーメン。

御子イエスの母となり、わたしたちの母としていつも見守ってくださる聖母に感謝して祈りましょう。
  「アヴェ・マリアの祈り」
    アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、
    主はあなたとともにおられます。
    あなたは女のうちで祝福され、
    ご胎内の御子イエスも祝福されています。
    神の母聖マリア、
    わたしたち罪びとのために、
    今も、死を迎える時も、お祈りください。
    アーメン。

『平和を祈ろう』No.125「恵みは主から」①~③

祈りましょう。
   父である神よ、
   あなたは愛によって、わたしたち一人ひとりをあなたの似姿にかたどり、
   創造してくださいました。
   わたしたちがいただいた命を感謝し、日々の生活の中で、
   あなたと人々を愛することができますように。
   わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。

これで今晩の「アレオパゴスの祈り」を終わります。



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