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教会カレンダー

2024年11月




秋の草

11月は、教会の伝統の中で“死者の月”と呼ばれています。しかし、むしろ“終末の月”といった方がいいのかもしれません。

1日は諸聖人の祭日、2日は死者の日、どちらも教会の交わりの中で一生を終えた人びとすべてが記念され、キリストとの交わりの中で彼らとともに祈ります。この交わりは聖体祭儀でいつも記憶されるものですが、今月は特別に彼らとの交わりの中で祈ります。

王であるキリストの主日(24日)の2週間くらい前から、神の国の終末的特徴が強くなってきます。そのため、「終末主日」とも呼ばれています。
 このテーマは、待降節の前半部(12月16日まで)に 持ち越されていきます。

典礼暦年の終わりを過ごす11月は、この時期にふさわしい終末的性格にあった書物が読まれます。福音書も終末に関する説教は全部この時期に読まれます。

今月、墓参を教会でもいたしますが、みなさんもなさることをお勧めします。教会は、「死者の日は、復活の賛美豊かな交わりの時」であると言っています。墓参をしながら共に過ごした日々を思い、いつか共に生きる日々を思いながら過ごされたらいいのではないでしょうか。

終末というテーマは、この期間だけのものではないものの、この機会に私たちが生きさせていただいた1年の歩みを振り返りながら、主と決定的に出会う日を待ち望む準備としてはいかがでしょうか。
そして、全教会員、いやすべての人びとと心をひとつにして、「マラ・ナタ 主よ、来てください」と祈る日々といたしましょう。

10月     今月    12月

( )は教会が任意に記念する聖人 [印刷用PDF]

典礼 備考第一、第二朗読福音朗読
1諸聖人(祭)長崎教区司教座教会献堂記念日
黙示録7・2-4、9-14
一ヨハネ3・1-3
マタイ5・1-12a
2死者の日
知恵3・1-6、9、または、ローマ8・31b-35、37-39
ヨハネ6・37-40
3年間第31主日大分教区司教座教会献堂記念日
申命記6・2-6
ヘブライ7・23-28
マルコ12・28b-34
4聖カロロ・ボロメオ司教(記)
フィリピ2・1-4
ルカ14・12-14
5
フィリピ2・5-11
ルカ14・15-24
6
フィリピ2・12-18
ルカ14・25-33
7
フィリピ3・3-8a
ルカ15・1-10
8
フィリピ3・17~4・1
ルカ16・1-8
9ラテラン教会の献堂(祝)
エゼキエル47・1-2、8-9、12、または、一コリント3・9c-11、16-17
ヨハネ2・13-22
10年間第32主日
列王記上17・10-16
ヘブライ9・24-28
マルコ12・38-44
11聖マルチノ -ツール- 司教(記)
テトス1・1-9
ルカ17・1-6
12聖ヨサファト司教殉教者(記)
テトス2・1-8、11-14
ルカ17・7-10
13
テトス3・1-7
ルカ17・11-19
14
フィレモン7-20
ルカ17・20-25
15(聖アルベルト司教教会博士)
二ヨハネ4-9
ルカ17・26-37
16(聖マルガリタ -スコットランド- )(聖ゲルトルードおとめ)、(聖母の土曜日)
三ヨハネ5-8
ルカ18・1-8
17年間第33主日貧しい人のための世界祈願日聖書週間(24日まで)
ダニエル12・1-3
ヘブライ10・11-14、18
マルコ13・24-32
18(聖ペトロ教会と聖パウロ教会の献堂)
黙示録1・1-4、2・1-5a
ルカ18・35-43
19
黙示録3・1-6、14-22
ルカ19・1-10
20
黙示録4・1-11
ルカ19・11-28
21聖マリアの奉献(記)
黙示録5・1-10
ルカ19・41-44
22聖セシリアおとめ殉教者(記)
黙示録10・8-11
ルカ19・45-48
23(聖クレメンス1世教皇殉教者)(聖コロンバン修道院長)、(聖母の土曜日)、横浜教区司教座教会献堂記念日
黙示録11・4-12
ルカ20・27-40
24王であるキリスト(年間第34週)(祭)世界青年の日
ダニエル7・13-14
黙示録1・5-8
ヨハネ18・33b-37
25(聖カタリナ -アレキサンドリア- おとめ殉教者)
黙示録14・1-3、4b-5
ルカ21・1-4
26
黙示録14・14-19
ルカ21・5-11
27
黙示録15・1-4
ルカ21・12-19
28
黙示録18・1-2、21-23、19・1-3、9a
ルカ21・20-28
29
黙示録20・1-4、11~21・2
ルカ21・29-33
30聖アンデレ使徒(祝)
ローマ10・9-18
マタイ4・18-22

☆(祭):祭日、(祝):祝日、(記):記念日

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