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キリシタンゆかりの地をたずねて
福岡県 小倉市
小倉城
築城された時期は不明ですが、文永年間に緒方大膳亮帷重が居城したといわれます。
1330(元徳2)年に、黒崎土佐守景経が居城、のち大内氏の持城となりました。その後、文明年間には菊池氏が居城としました。
戦国末期、中国地方の毛利氏が現在の地に城を築き、豊臣秀吉の九州征伐後、毛利勝信が居城としました。
関ヶ原合戦の功により1600(慶長5)年に細川忠興は中津城に入城し、その弟・興元に守らせましたが、翌年興元は出奔してしまいました。
忠興は、1602(慶長7)年に五層の天守閣を持つ大規模な小倉城を築城して、居城としました。1620(元和6)年に忠興は隠居して中津城へ移りました。
ディエゴ加賀山隼人は、蒲生氏郷が亡くなった後、細川忠興に仕官して、この城の二の丸あたりに屋敷をかまえました。キリスト教を捨てなかった隼人は、忠興の命によって捕らえられ小倉で殉教しました。
1632(寛永6)年、細川氏は肥後に転封され、明石城主であった小笠原忠真(おがさわら ただざね)が小倉に入国しました。
- 住所:〒803-0813 北九州市小倉北区城内
- アクセス:JR小倉駅より徒歩15分
JR西小倉駅より徒歩10分
北九州都市高速・大手町ランプより5分 - 料金:一般350円、中高生200円、小学生100円
- 休館日:年中無休
- 開館時間:4~10月 9:00~18:00
11月~3月 9:00~17:00
(入館は30分前まで)
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