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キリシタンゆかりの地をたずねて
長崎県 長崎市
ミゼリコルディア本部跡
1583(天正11)年、日本人キリシタンのジュスティーノと妻ジェスタによって建てられました。
ミゼリコルディアとは「慈悲」という意味で、ここにはキリスト教の精神に基づく病院や孤児・老人施設がありました。
1614(慶長19)年のキリシタン弾圧後も、この施設だけは残されていましたが、1620(元和6)年には破壊されてしまいました。
福祉事業の先駆けともいえるこのミゼリコルディアは、後世まで「慈悲屋」と呼ばれ、人びとに語り伝えられました。
現在は、長崎地方検察庁と長崎地方法務局の間の石段となっています。
- 住所:長崎県長崎市万才町8-16 長崎地方法務局の一角
- アクセス:路面電車 「4番・蛍茶屋-正覚寺」か「5番・蛍茶屋-石橋」で「賑橋」で下車 徒歩約5分
長崎バス・県営バス「興善町」で下車し徒歩 約1分
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