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キリシタンゆかりの地をたずねて
山口県 山口市
龍福寺 大内氏館跡
瑞雲山龍福寺は、1206(建永元)年に、大内満盛によって創建されました。大内氏の広大な館跡の大殿大路に建っており、本堂は1881(明治14年)に焼失したため、大内義興(おおうち よしおき)が1521(大永元)年に建立した興隆寺釈迦堂を移築しました。重要文化財となっています。
大内氏は、重臣の陶隆房(すえ たかふさ 晴賢 はるかた)の謀反によって滅亡しました。その後、陶隆房を滅ぼした毛利隆元(もうり たかもと)は大内氏の供養のために、ここを菩提寺と定めました。
境内には大内義隆(おおうち よしたか)の墓や大内義隆の時世の句碑、大内義興の銅像などがあります。
国指定史跡「大内氏遺跡館跡」とされ、現在も発掘が続いています。
山口で布教したザビエルは、よく大殿大路の井戸の横で説教を行ったと伝えられています。この寺の参道脇には、ザビエルを偲び「ザビエル布教の井戸」が再現されています。
龍福寺入り口 | 史跡大内氏館跡 地図 |
大内義隆の墓 | ザビエル布教の井戸 |
- 住所:〒753-0093 山口県山口市大殿大路119
- アクセス:JR「山口駅」からバスで「県庁前」下車 徒歩10分
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