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キリシタンゆかりの地をたずねて
長崎県 長崎市
サン・ラサロ病院 サン・ジョアン教会跡
1580(天正8)年に、大村純忠によって、イエズス会に寄進された長崎には、日本のキリスト教の中心地として、イエズス会本部や、いくつもの教会が建てられました。
1591年(天正19)に、ローケ・デ・メロベレイラの寄付によって、この地(のちの本蓮寺)に住民の医療のため病院、サン・ラザロ病院を開きました。
病院のわきには、フランシスコ会司祭のバウチスタ(司祭は日本人)によって、サン・ジョアン・バウチスタ教会が建てられました。しかし、1614年(慶長14)に破棄されました。この教会は、岬の被昇天のマリア教会、トードス・オス・サントス教会とともに長崎の三大教会と呼ばれました。
病院も、1619(元和5)年に、キリシタンの他の施設同様に破壊されます。
教会は1614年、病院は1619年に他の施設同様に破壊されます。
現在は、本蓮寺の石段の登り口に、「サン・ラザロ病院 サン・ジョアン教会跡」の碑が建てられています。
- 住所:〒852-8106 長崎県長崎市岩川町
- アクセス:路面電車、大学病院電停から徒歩5分
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