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新世紀ルーツへの巡礼

目次

最後の旅

1)アフリカと東洋の魅力:アフリカへ

タラップから降りるテクラ
タラップから降りるシスターテクラ

1950年代後半から60年にかけて、共産圏以外の世界で、多くの新しい共同体が開設されました。オーストラリア(1955年)、英国(1955年)、ベネズエラ(1956年)、ザイール(現コンゴ1958年)、台湾(1959年)、韓国(1960年)、ペルー(1960年)、マレーシア(1961年)、ボリビア(1963年)、ウガンダ(1964年)、ドイツ(1964年)、ウルグアイ(1964年)、ナイジェリア(1964年)、パキスタン(1965年)… …などです。



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       アフリカでのシスターテクラ・メルロ

●1958年6月、シスターバジリア・ビアンコとシスタージュゼッパ・パナレッロが、当時ベルギー領であり「コンゴ」と呼ばれていた国に到着し、首都レオポルドヴィル(現在のキンシャサ)に住みはじめました。

●シスターテクラ・メルロは、まだ一度も訪れていないこの地を訪れたいと願い、1961年11月に訪問しました。

●社会情勢が落ち着いていなかったため、彼女の訪問は首都だけに限られました。
シスターテクラ・メルロは、回状のなかで、こう言っています。

アフリカの姉妹たちみなが、よろしくといっています。彼女たちは明るくて、たくさんの善を果たしています。ほんとうにアフリカは大きな魅力で引きつけます。 神のみ言葉に渇いている多くの人びとを見ると感動します。祈りと小さな犠牲をささげて手伝いましょう。
貧しいたくさんの人々を見ると、私たちが修道女で清貧の誓願を立てているのに、豊かに生活しているのが恥ずかしくさえなります。

◆10-1 最後の旅


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