home > キリシタンゆかりの地をたずねて > ゆかりの地一覧 > 日野江城跡
キリシタンゆかりの地をたずねて
長崎県 南島原市
日野江城跡(国指定史跡)
鎌倉時代前期に有馬氏の始祖である経澄が築いた城で、九州の平山城のなかでもっとも歴史が古く、1200年頃から1614年まで約400年にわたって有馬氏の居城でした。
平成7年度からの発掘調査により、金箔瓦や仏教の五輪塔を多量に使用した階段遺構を出土しました。また、国内では非常にめずらしい外来系の石垣遺構が発掘されました。
キリシタン大名であった晴信の時代、ヨーロッパなどから様々な文化が渡来し、当時の日本での国際交流の最先端地を形成していたことがうかがえます。
1616(元和2)年に松倉重政が入城しましたが交通の不便さを理由に島原城を築城し、日之江城は廃城となりました。島原の乱では、この城は原城の支城として使われました。
1957(昭和57)年7月3日、国の史跡文化財に指定されています。
日野江城跡 | 日野江城跡の遺跡の発掘 |
- 住所:〒859-2305 長崎県南島原市北有馬町日野江町
- アクセス:島原鉄道島原駅から島鉄バス有家・加津佐方面行きで55分、日野江城入口下車、徒歩5分
- 問い合わせ先:050-3381-5164(南島原市教育委員会北有馬事務所)
関連記事: