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キリシタンゆかりの地をたずねて
長崎県 南高来郡有家町
カトリック島原教会
カトリック島原教会
島原半島殉教者の記念聖堂として、1997(平成9)年に建設されました
この聖堂は、創世記に書かれた神の創造が「8日目の創造」と言われること、また「真福八端」(真の8つの幸せの教え)から、八角形に構想されました。
内陣の壁面のレリーフは、生命のシンボルとしての川とロザリオが表現されています。
また、ステンドグラスは、誕生の神秘として「みことばは世に来られた(ベトレヘムでの誕生)」「島原半島に宿り、成長したみことば(アルメイダとヴァリニアーノの使命)」「日本人司祭育成の始まり-有馬のセミナリヨ-地方教会と普遍教会の架け橋となった4人の少年使節」、苦しみの神秘として「ゲッセマネのイエス-試みの教会」「生命の川の岸辺に燃える有馬の8人の殉教者」「お父さん、生贄の子羊はどこにあるのですか(波間に沈む堀内3兄弟殉教)」「証しの山に登る雲仙の殉教者」、復活の神秘として「パンを裂いてくださったときにイエスだとわかった(復活のイエスとの出会い)」が描かれています。
聖堂入り口右側には、1613(慶長18)年10月7日、有馬川の中洲で殉教者、燃える薪を拾い上げ頭上にかざす19歳のマグダレナ林田の像があります。左側には、この殉教の15年後、海に沈められて殉教した内堀作右衛門の三男で5歳のイグナチオが、親指と小指を残して3本の指を切断され、鮮血にまみれた両手を自分の顔の前に差し出した姿の像があります。
教会の入り口横には、島原半島にキリストの教えを伝えた宣教師ルイス・デ・アルメイダの像と、有馬のセミナリヨ、天正少年使節の1人中浦ジュリアンの像があります。
マグダレナ林田の像 | イグナチオ内堀の像 |
- 住所:〒855-0807 島原市白土町1066-3
- アクセス:島原鉄道 「島原駅」下車 白土湖方面徒歩10分
“Laudate”教会をたずねて → カトリック島原教会
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