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キリシタンゆかりの地をたずねて

長崎県 南島原市

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有馬のセミナリオ跡


有馬のセミナリオ跡
有馬のセミナリオ跡

1580年(天正8)、洗礼を受けた日野江城主有馬晴信の庇護のもと、ヴァリニャーノ神父は、日本で最初のセミナリオを日野江城の城下町建てました。そのセミナリオの教育制度は、宗教、語学・文学、美術の3つの柱によって他の人に仕える人間を育てることを目的としていました。
 しかし、戦乱や禁教令などによって、3度も場所をかえなければなりませんでした。

 1584(天正12)年には日野江城の近くのもっと便利な場所に移されました。1601(慶長6)年には有馬に戻り、有馬晴信が1年住んだ立派な屋敷に移されました。

 ここでは、生徒数が100人を超え、教師の中には天正遣欧少年使節の伊東マンショや中浦ジュリアンなどがいました。
 ペトロ・カスイ岐部やトマス金鍔次兵衛は、ここで学びました。

有馬のセミナリオ跡 紹介 有馬のセミナリオ跡 案内板
有馬のセミナリオ跡 紹介 有馬のセミナリオ跡 案内板


  • 住所:南島原市北有馬町
  • アクセス:北有馬駅 から 通りを一本過ぎ、突き当たりを左に折れるち案内板がある

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