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新世紀ルーツへの巡礼

目次

使徒の女王大聖堂

7) イメージでたどる使徒の女王大聖堂:大聖堂の中 2

大聖堂のクーポラ(ドーム)

クーポラ

クーポラ

クーポラの中央は、三つの層になっています。中心には聖霊のシンボルである鳩が描かれ、次の層には中心を三重に取り囲む天使たちが描かれています。この天使たちは、父なる神とキリストによってマリアに向けられています。

人類の母マリア
    人類の母マリア

人類の母マリア
    人類の母マリア

三番目の層には、人類の母マリア、普遍的仲介者であるマリアが描かれています。腕を広げたマリアは、いつくしみの母の姿を示し、天使の輪の前でキリストと父なる神がマリアに栄光を与えます。

このマリアのそばには、二組の天使と共に、二つのグループの人々がマリアに向かってひざまずいています。それは人類のシンボルです。一つのグループの中に、時の教皇ピオ12世(左下)も描かれています。

お告げ
     お告げ

占星術の学者たちの礼拝
 占星術の学者たちの礼拝

神殿での奉献
   神殿での奉献

ナザレでの生活
   ナザレでの生活

よい訪れを告げるイエス
   よい訪れを告げるイエス

最後の晩餐
     最後の晩餐

十字架上のイエス
  十字架上のイエス

高間での聖母
    高間での聖母

人類の母マリア
人類の母マリア

マリアの栄光を囲んで、マリアと共にあるイエスのエピソード、つまり、お告げで始まり、占星術の学者たちの礼拝、神殿での奉献、ナザレでの生活、よい訪れを告げるイエス、最後の晩餐(ばんさん)、十字架上のイエス、高間での聖母、人類の母マリアでクーポラを一周するように描かれています。これらは、神と人々を仲介する母であるマリアの姿です。

無原罪のマリア
   無原罪のマリア

神の母マリア
    神の母マリア

マリアの被昇天
    マリアの被昇天

終生おとめであるマリア
終生おとめであるマリア

クーポラを支える4つの柱には、無原罪のマリア、神の母マリア、マリアの被昇天、終生おとめであるマリアのフレスコ画が描かれています。

この聖堂は、“光”が考えられて造られているので、陽の光をいっぱいにあびた天井の湾曲の部分は、見とれてしまうほどです。

中央、クーポラから見ると両側には、聖師イエス・キリストと使徒聖パウロにささげられた祭壇があります。

これらの祭壇については、後にご紹介いたします。

◆5--4 使徒の女王大聖堂


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