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新世紀ルーツへの巡礼

目次

聖師イエス大聖堂

8) 聖師に奉献された聖堂内部7:聖パウロ

聖パウロ
聖パウロ

左側には聖パウロが描かれています。
神秘家である聖パウロは、キリストに魅了された弟子であり、キリストの神秘をその深みまで探り、それに生きた使徒です。

キリストの愛が聖パウロと共同体を宣教に駆り立てます。
聖パウロの左手は、心臓の上に力強く本を表示し、そこには「キリストがわたしの内に生きておられる」と書かれています。
右の手は、長い間「秘められた計画が啓示によって……知らされた」キリストを指し示しています。

彼はキリストの弟子として師キリストをよく理解し、人びとに宣べ伝え、知らせたのだから、イエスを知りたいと望む人には特別の恵みを取り次いでくれるのです。

人びとの中でイエス・キリストの神秘を徹底して深めたのは聖パウロなので、彼のように、今、この聖師の学び舎に入って、聖師に従っていくのです。

ダマスコ途上で、復活のキリスト出会い、変容された聖パウロは、絶えず前に向かって前進し、「戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜き」、どんなことも、何もキリストの愛から引き離すことはないと殉教の日を待っています。

今や、義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださるのです。しかし、わたしだけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます(Ⅱテモテ 4,8 )。

キリストの愛がわたしたちを駆り立てているからです。わたしたちはこう考えます。すなわち、一人の方がすべての人のために死んでくださった以上、すべての人も死んだことになります。

2コリ5,14

わたしは神に対して生きるために、律法に対しては律法によって死んだのです。わたしは、キリストと共に十字架につけられています。

生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。わたしが今、肉において生きているのは、わたしを愛し、わたしのために身を献げられた神の子に対する信仰によるものです。

ガラ 2,19~20

◆5--5 聖師イエス大聖堂


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