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新世紀ルーツへの巡礼

目次

聖師イエス大聖堂

1) 聖師に奉献された聖堂1

聖師イエス大聖堂
聖師イエス大聖堂

アルベリオーネ神父は、使徒職の土台、パウロ的召命を生きる土台として3つの主要な信心を置きました。それは、道・真理・いのちである師イエス、使徒の女王マリア、使徒聖パウロへの信心です。パウロ家族は1日のはじめを、またどんな信心においてもこの方々のみ名を呼んではじめ、また閉じます。

これはまた、「射祷(しゃとう)」と呼ばれる短い祈りですが、一人ひとりを生かし、支え、励まし、自らの召命を呼び起こす祈りでもあるのです。

道・真理・いのちである師イエス、わたしたちをあわれんでください。
使徒の女王聖マリア、わたしたちのために祈ってください。
使徒聖パウロ、わたしたちのために祈ってください。
すべての罪から、主よ、わたしたちを救ってください。

アルベリオーネ神父は、この信心を深く感じさせ、育てていくために、3つの大きな聖堂の建立を計画しました。

第1は、アルバにある聖パウロに奉献された聖堂、第2は、ローマにある使徒の女王である聖母に奉献された聖堂
第3は聖師に奉献された聖堂です。すでにアルバの聖パウロ女子修道会の聖堂は師イエスにささげられていますが、聖師にささげられた大聖堂の建立をアルベリオーネ神父は師イエズス修道女会に託しました。

これは、ローマのポルトゥエンセ街の師イエズス修道女会の修道院に隣接して建てられることになります。

アルベリオーネ神父は、師イエズス修道女会のシスターにこう言っています。

師イエスにすべてを奉献し、隠れた生活をしながら、礼拝、司祭的、典礼的使徒職を果たす修道会の誕生のために、わたしは1908年から祈りはじめました。
またこのために、他の人にも祈りを依頼しました。使徒生活に献身するパウロ家族の他の会が、恵みを汲み取ることのできる「泉」となるためです。


聖堂模型

基礎工事
基礎工事

また、こうも言っています。

少なくとも6年前から毎朝、主にささげているさまざまの願いの中に、聖師にささげられた大きな聖堂を建てることが入っています。

……イエスがローマの真ん中にご自分の名をたたえる聖堂をお持ちになり、そこでは世界のために絶えず光を願い求めることになるでしょう。

……これこそは、人びとの間に住まわれる神の幕屋 -玉座、光、いのち、喜び- 最も美しいものと聖なるもののすべてを、聖櫃(せいひつ)の周囲に集めるという自己の任務に、教会は忠実であるということです。

創立者はまた彼のプロジェクトのもとにあった考えを述べます。

わたしは、霊的指導者がいつもわたしに言っていた次の言葉を尊重し、これに導かれるままに自分を任せました。

「事業をはじめる前に、祈る人びとのバランスのとれたグループであることを確かめる、そして、もしその事業にいのちを与えたいなら、そのために犠牲をささげることが必要がある」。

あなたたちは、基本的で生命力のある使命を持っています。しかし、それは木の根のように隠れたものですが、幹や枝、花、葉、実を養います。

◆5--5 聖師イエス大聖堂


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