home > 女子パウロ会とは > 新世紀ルーツへの巡礼 > 7- さらなる発展へ > 10) 第1回総会開かれる

新世紀ルーツへの巡礼

目次

さらなる発展へ

10) 第1回総会開かれる


聖パウロ会総会委員の教皇謁見

女子パウロ会総会開会
女子パウロ会総会開会

聖パウロ修道会、聖パウロ女子修道会、師イエズス修道女会は1957年にそれぞれ最初の総会を開催しました。最初の総会、それは歴史的な出来事です。 その時、アルベリオーネ神父は73歳でした。

聖パウロ修道会総会委員のための黙想の中でアルベリオーネ神父は講話を行い、会の固有の使命についてより明確に説明しました。この第1回総会に参加した会員たちは、新総長アルベリオーネ神父とともに、教皇ピオ12世に謁見したのでした。 なお、この年の6月2日に、アルベリオーネ神父は、イタリア大統領のグロンキ氏から第一級の文化功労賞を受賞しました。

聖パウロ会総会の1か月後に、聖パウロ女子修道会の第1回総会が開かれました。この総会準備中に、シスターテクラ・メルロは手術を受け、さいわい手術は成功し、長期療養の結果、彼女は総会全行程に参加できました。この総会でシスターテクラ・メルロが12年の任期をもって総長に再選されました。

総会の中でシスターテクラ・メルロは、聖座から総長として承認された1948年からこれまでの修道会の歩みについて説明し、その時から目指してきた目標を示しました。
1)修道会の精神を保つこと。
2)修道会の会員の増加とその養成に努めること。
この総会の中で創立者アルベリオーネ神父の言葉を通し内的生活、養成、勉学、使徒的効果の価値を明確にすることができました。

この総会をもって聖パウロ女子修道会は、はじめてその最高の統治機関である総会から修道会の指針を受け取ることになりました。今までローマ直轄で歩んできた修道会は、管区に分けるという提案も承認され、管区が責任をとって歩んでいくことになりました。修道会にとっての新しい一歩です。

師イエズス修道女会の総会には、シスタースコラスチカが参加し、その後アルゼンチンに出発しました。この総会と次の総会への彼女の参加は、会員に基本的価値が何であるかを伝えてくれました。

◆7--1 さらなる発展へ


▲ページのトップへ