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新世紀ルーツへの巡礼
さらなる発展へ
8)聖パウロ修道会創立40周年、パウロ家族創立40周年
語り継がれる歴史
「40周年特集号」
1954年には、アルベリオーネ神父の70歳の誕生日を迎えましした。また、聖パウロ会は、創立創立40周年を祝っています。この二つの祝日は、パウロ家族全体が一緒に祝いました。
パウロ家族は、1914年を彼らのカリスマ的誕生年と見なしており、アルベリオーネ神父を共通の創立者、父と考えていたからです。
この機会にいくつかの企画が進められました。
一つは、創立者アルベリオーネ神父について、聖パウロ修道会について、パウロ的霊性についてなどが書かれている一冊の本『Mi Protenro in Avanti(前のものに全身を向けて(フィリピ 3.13)』の発行です。
聖パウロ会創立40周年にあたり、修道会の起源について語るように会員は彼に促しました。
それまでアルベリオーネ神父は、自分の体験について語るのを控えてきましたが、この機にその気持ちを乗り越え、会員たちに一つの著書を託しています。
『Abundantes Divitiae Gratiae Suae(豊かな恵みの富 エフェソ 2.7)』です。この本は、今やパウロ家族にとってなくてはならない「カリスマの歴史」の書と見なされています。
“Il Cooperatore Paolino(聖パウロの協力者)”の雑誌には、聖パウロ会創立40周年の特集、ならびに70歳を迎えたアルベリオーネ神父についての記事が掲載されています。
修道会創立の地アルバでは、神のみ業が記されている40年の修道会の歴史、パウロ家族の使徒職の発展を示し、地理的拡張を表す展示会が開かれました。
ローマでは、使徒の女王大聖堂の聖別が行われました。
“Mi Protenro in Avanti”に関して、その時のいきさつをロアッタ神父のインタビューの中で知ることができます。ご紹介しましょう。
◆7--1 さらなる発展へ
- 1) 充実した時代へ 宣教に燃える心
- 2) 修道会は「四つの車輪で走る車」
- 3) 1953年という年
- 4) 雑誌への挑戦
- 5) なすべきことをする、あとは……。
- 6) 1953年:聖パウロ女子修道会会憲の最終認可
- 7) 1953年という年(2)
- 8) 聖パウロ修道会創立40周年、パウロ家族創立40周年
- → ロアッタ神父の証言
- 9) 前進しなさい……
- → 前進しなさい、聖パウロの娘たち!
- 10) 第1回総会開かれる
- 11) 司祭叙階50周年(金祝)