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新世紀ルーツへの巡礼

目次

福者ヤコブ・アルベリオーネ神父を訪ねて

15) アルバ 聖パウロ大聖堂

今回は、1928年に建立され、聖パウロにささげられたアルバの聖パウロ大聖堂をご紹介します。

 → 聖パウロの大聖堂 1
 → 聖パウロの大聖堂 2
 → 聖パウロの大聖堂 3

聖パウロ聖堂

アルベリオーネ神父は、聖パウロの取り次ぎによって多くの恵みを受け、その感謝のしるしとして、この聖堂を建てました。

正面祭壇 栄光の聖パウロ像
正面祭壇 栄光の聖パウロ像

中に入って、その大きさに驚きました。正面祭壇には、聖パウロの像としては、世界で一番大きいと言われる「栄光の聖パウロ像」があります。正面祭壇の前に立つと、力強く天に向かってあげられたパウロの腕とその威厳に、圧倒されそうでした。

パウロの後ろには、パウロを見守るように師イエス、周りには天使たち、足元には彼を尊敬する聖人たちと創立者ヤコボ・アルベリオーネの姿もありました。

さらに、聖師イエス、聖ペトロ、聖ヨセフ、使徒の女王、守護の天使にささげられたいくつもの脇祭壇があります。

聖師イエスの脇祭壇 使徒の女王の脇祭壇
聖師イエスの脇祭壇 使徒の女王の脇祭壇

脇祭壇正面に描かれた絵は、どれもカードや写真で、何度も目にしているなじみ深いものばかりです。とてもはじめて来た聖堂とは思えませんでした。

ステンドグラス

ステンドグラス

窓は、聖人たち、特に私たちの父である使徒パウロを物語る美しいステンドグラスで飾られ、淡い光がそこから聖堂の中を照らします。

壁や天井だけではありません。床にまで、いろいろなシンボルが描かれていました。志願者のときに胸につけていたなつかいしバッジの模様、パウロ家族の紋章もありました。

ミサが行われている最中も、上を見たり下を見たり、右、左とキョロキョロと落ち着きませんでした。

床に描かれたシンボル 聖堂内のピエタ像
床に描かれたシンボル 聖堂内のピエタ像

正面祭壇の左右には、アルベリオーネ神父が列福されるので新しく作ったのか、アルベリオーネ神父と、ジャッカルド神父の像が、祭壇を守るように置かれていました。

アルベリオーネ神父の像 ジャッカルド神父の像
アルベリオーネ神父の像 ジャッカルド神父の像

このアルバの聖パウロ大聖堂こそ、パウロ家族のシンボルそのものといった感じで、必死でシャッターを押し続けました。

しかし、とにかく大きな聖堂で、大きなフラッシュを持っていかなかったため、ほとんど光がとどかず、真っ暗。次回行けるチャンスがあったら、どんなに重くても、三脚と外付けのフラッシュは持って行こうと、深く反省しました。

また、アルベリオーネ神父の霊的指導者であり、パウロ家族の協力者であったフランチェスコ・キエザ神父、前に紹介したアンドレア・マリア・ボレッロ修道士とマジョリーノ・ビゴルンゴもこの聖堂に眠っています。

キエザ神父の墓
キエザ神父の墓

この大聖堂に隣接して、サンパウロの書院と修道院、そして印刷工場がありました。ここの工場は、日本とは桁違いに大きな工場です。昔はここに、貨物列車が乗り入れていたそうですが、今はたくさんのトラックが行き来しています。

次回は、アルバの聖パウロ女子修道会をご紹介します。

◆福者ヤコブ・アルベリオーネ神父を訪ねて


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