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新世紀ルーツへの巡礼

目次

 新しい世紀に向かっての歩み

12) 創設50周年を迎えて

正面十字架
50周年ご絵

「前世紀と今世紀の境を分ける夜(19世紀と20世紀)」の創立者の霊的体験を再び生きながら、創立者が主の招きをうけた召命の原点から100年祭を特別熱心に生き、祝うように、また、私たちの使徒的霊性をいっそうよく価値づけるために準備をするためにパウロ家族は教会と共に歩みだしました。。1998年からは教会の指導のもと、新しい三千年期に向かっての歩みとなります。

さまざまな歩みの中で、修道会の歴史の中で記憶すべき点がいくつかあります。それは、1981、82年とブラジル、アルゼンチン、アメリカ合衆国と創設50周年を迎え、1998年にはチリ、コロンビア、メキシコ、日本で創設50周年を記念しました。

総長はこの意義ある時を記念しつつ、インフォメーションの中でこう言っています。

当時、政治的にまだ困難な状態のなかでアルベリオーネ神父とシスター テクラ・メルロは、世界の重要な地域のな創設に着手することを恐れませんでした。
この時期の創設は、修道会の起源のそれと比較されるほどの英雄的な開始の特徴があります。

初期の姉妹たちの勇気と信仰は、未来の時代のためのいのちとなる恵みの豊かさをパウロ的土壌に浸透させています。それは多くの召命と福音宣教のための広大な可能性を運んだ恵みの種です。「50年の歴史を紹介することは、神のすばらしいみわざを語ること」、「50周年! 講演の前置きと言える。

告げられた道しるべだ。これからは確実な発展があるのみ」と創立者は言われるでしょう。こういう機会に創立者は言われました。「神のわざは、神の人々、男女とともに行われる」と。

本会の歴史を記念するなかで、聖霊は私たちに聖性の恵みを豊かに注がれます。それは修道会が神のご計画にしたがって、世界の各地で開花し、成長していくためです。

50周聖堂入り口
50周年司式司教、司祭

日本においても創設50周年を祝うにあたって創立期をすごした宣教女たちを招き、共に祈り祝いました。彼女たちはこの50年の進歩した歩みに感動と感謝の祈りを捧げ、後輩にこれからの歩みを託して帰国しました。彼女たちは自国に帰っても日本のために祈り続けてくれており、何人かはその後、天国に召されました。日本のため、宣教の歩みのために取り次ぎの祈りを続けていることでしょう。

◆11-新しい世紀に向かっての歩み


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